hidemium's blog

日々学んだことをアウトプットする。

育児を効率化するために自宅をスマートホーム化してみた

この記事はFJCTアドベントカレンダー2018 5日目の記事です。FJCTでエンジニアをしている id:hidemium です。

本記事は、普段の仕事ではなく、育児についての話をしてみようと思います。

前の記事で、育休を1ヶ月取得した時の内容を書きましたが、3か月近くが経過したので変化してきたことや、育児を効率化するために行った自宅のスマートホーム化についてより詳細に書いてみようと思います。

概要

利用しているアプリ

まずは、育児で利用しているアプリをいくつか紹介します。

Trello

  • かんばんベースのタスク管理ツール
  • 予防接種など育児に関するタスクを夫婦間で共有するために利用
  • 非エンジニアの妻でも問題なく使用ができています。
  • こちらは引き続き利用しています。

みてね

  • 家族で写真を共有するためのアプリ
  • 生後何か月の写真か自動的に分類できるため、日々の変化を振り返ることができます。
  • アプリを使い慣れていない親世代にも、アプリ導入やコメント追加がシンプルで好評でした。
  • こちらは引き続き利用しています。

ぴよログ

  • ミルクや排泄の時間などを記録するためのアプリ
  • 粉ミルクから母乳にシフトしてきたため、利用頻度は低下しました。

Amazon

  • AmazonプライムAmazonファミリー会員に登録すればおむつが15%オフで買えるため便利です。

買ってよかったもの

次に、買ってよかったものを紹介します。こちらも少し変化してきました。

メイプルウェア ホットウォッシュ

  • 40度前後の温水をキープして、温水でおしりふきができるもの。
  • アルコールのおしりふきと比べて、肌荒れがなく硬くなった排泄物も取れやすいのが良かったです。
  • 引き続き便利に使っています。

チェンジングテーブル

ベビーバス

  • キッチンでの沐浴からお風呂場になったため、利用しなくなりました。

Google Home

  • 子供を抱っこする回数が増え、家電の操作がしづらくなっため利用しています。
  • こちらについて、以下で詳しく書いています。

食洗器

  • 育児する側も食事をとる必要があるので、負荷軽減のため必須

乾燥機付き洗濯機

  • 育児する側と合わせて子供の洗濯物が増えるため、負荷軽減のため必須

スマートホーム化について

最近ではスマートホームの機器や実例はたくさん出てきていますが、Goolge HomeとNature Remo、SwtichBotを取り入れてみました。

自宅のネットワーク構成は以下にようになっており、Edgerouteを使ってリビング用とHome Lab用にVLANを分けています。 リビング用のネットワークには無線LANのアクセスポイントがあり、こちらにGoolge Homeなどの機器が接続されています。

Google Homeの音声入力を使って家電を連携するためにはNature Remo、SwtichBotが必要となります。

Nature RemoはWifi機能のついた赤外線通信機能を持ったデバイスで、Wifiを通じて赤外線で操作できる家電のコントロールをすることができます。

また、SwtichBotは物理スイッチを押すための小型ロボットになり、こちらもWifiを通じて物理スイッチのオンオフができます。物理スイッチのオンができるものはいくつかありますが、オフができるものは現在のところ、これしかないかもしれません。SwtichBot Hubを使うとWifi機能が利用できます。SwtichBot Hub Plusは赤外線通信機能が搭載されましたが、一部の家電で操作ができなかったため、今回は物理スイッチの利用のみとなります。

Google Homeにはスマート家電と連携できる機能が増えて来ていますが、よりカスタマイズをするためにIFTTTを利用しています。 IFTTTはWebサービス同士を連携できるサービスになり、Google Homeの音声入力をしたいフレーズをトリガーに対象の家電の操作を実行できるように連携することができます。

全体として、以下のような流れとなります。

例えば、照明をつける場合、IFTTTに以下のような設定を行います。

trigger service simple phrase action service action
Google Assistant おはよう Nature Remo 照明 - オン

エアコン、TV、シーリングライトなどの各家電の操作ごとにこのような設定を追加していきます。

また、以下のようにワンフレーズだけで複数の家電を操作するように設定することもでき、同時操作できるようになるとさらに威力を発揮します。

trigger service simple phrase action service action
Google Assistant おはよう Nature Remo 照明 - オン
Google Assistant おはよう Nature Remo エアコン - オン

このような設定をすることで、子供を抱っこして手がふさがった状態でも家電の簡単な操作を行うことができるようになりました。

家電の操作以外でも、Spotifyと連携して音楽を聞いたり、料理中のタイマーとしても利用しています。

照明関連で困ったこと

ただし、すべて快適になったわけではなく、いくつか課題はありました。

まず夜間にGoogle Homeに音声入力するのが難しいという問題があります。はっきりしたフレーズではないと、Google Homeに聞き取ってもらえないため、何度か言い直さないといけないという問題がありました。 また、Google Homeの操作対象にしているリビングの電気自体が明るいため、睡眠を妨害してしまうということがあります。

そこで、Google Homeによる操作ではなく、センサーが付いたライトをいくつか利用しています。

人感センサーライト

明暗センサーライト

ベッドサイドランプ

  • 夜中に子供の確認を利用するために利用しています。
  • ほのかな明かりであり、オンオフがタッチセンサーのため音がしないため、睡眠を妨害しないので便利です。 [asin:B0785DQRX6:detail]

最後に

スマートホーム化や買ってよかったものについて紹介しました。

育児は、お風呂に入れたり、泣いたときに抱っこをするなど大部分の作業は効率化が難しいところもあり、スマートホーム化を行ったかといって劇的に楽になるわけではありませんが、ちょっとして作業を楽にはできると思っています。このような取り組みをすこしずつ取り入れ、育児を少し楽にしつつ、子供と触れ合える時間をより多くできるようにしたいと思っています。

明日は @SugiC さんの Alexa でおうちはっくの話です。