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日々学んだことをアウトプットする。

男性エンジニアが育休を取得してみた所感と育児グッズ紹介

育休を1ヶ月取得しており、ちょうど1か月が経過したので、エンジニアの視点で感じたことを記録しておこうと思います。毎年便利になってくると思うので、2018年はこのような感じだったなと振り返れば面白いかもしれないです。

概要

  • 利用しているサービス
  • 買ってよかったもの
  • 1日の流れと運用ナレッジ
  • 書籍
  • 育休のメリット
  • 育児をして気が付いたこと

利用しているサービス

Trello

  • かんばんベースのタスク管理ツール
  • 1か月検診やベビー用品の購入リストなど育児に関するタスクを夫婦間で共有するために利用
  • 非エンジニアの妻でも問題なく使用ができている。
  • かんばんやアジャイル開発に詳しいほうが主導して利用すると運用しやすいと思う。
  • 育児以外にもTrelloを利用しており、このツールがなかったら、効率的に家族内のタスク管理はできなかったと思う。

みてね

  • 家族で写真を共有するためのアプリ
  • Google フォトと悩みましたが、幼児期や家族内のでの共有に特化しており、生後何か月か自動的に分類できるので気軽に使えるために採用
  • アプリを使い慣れていない親世代にも、アプリ導入やコメント追加がシンプルで好評でした。

ぴよログ

  • ミルクや排泄の時間などを記録するためのアプリ
  • 育休中のパパとママ両方から更新が必要だったため採用
  • まとめページで記録をグラフ化してくれるため便利
  • 他のアプリは一人でしか更新ができないものも多く、育児を共同でするという考えがなさそうで残念でした。

パパっと育児

  • ミルクや排泄の時間などを記録するためのアプリ
  • 共同編集ができなさそうだったので見送りました。
  • 泣き声から赤ちゃんが欲していることを推測してれる機能は面白かったが、精度があまり高くない。
  • 赤ちゃんが欲していることを推測するというのは、子育てにおいて結構重要だが、音声から推測するというアプローチは精度が高くするのが難しいそう。
  • 推測精度が高いものがあれば今すぐにでも欲しいが、子育てしている親ですら泣き声や動きから推測が難しいので、別のアプローチ方法のほうがいいかもしれない。

コープデリ

  • 宅配サービス
  • 複数の宅配サービスと比較して、商品数の多さと子育て割引きがあることから採用
  • アプリのUIは独特すぎて慣れるまで時間がかかる。
  • 定期購入はWebからしか追加できないので、アプリで完結できるようにしてほしい。
  • カット済みの食材や調味料がセットになったミールキットは、短時間で料理が出来るので便利だった。

Amazon

メルカリ

  • ベビー用品を格安で入手するために利用
  • べビー用品は利用する期間が限られているため、直ぐに不要になるものもあるためフリマアプリと相性がいいと思う。
  • 家にある不用品を出品して、ベビー用品に変換していく。

YouTube

  • 抱っこや沐浴の方法などの動画があり、両親学級だけで不足している知識を補うために利用
  • わらべ歌も豊富なので、今後利用していこうと思う。

買ってよかったもの

メイプルウェア ホットウォッシュ

  • 40度前後の温水をキープして、温水でおしりふきができるもの。
  • アルコールのおしりふきと比べて、肌荒れがなく硬くなった排泄物も取れやすいのが良かった。
  • これがなかったら、快適なおむつ交換ができなかったと思う。
  • ミルクを一時的に保温しておくのにも便利だった。
    MAPLE WARE メイプルウェア ホットウォッシュ

    MAPLE WARE メイプルウェア ホットウォッシュ

チェンジングテーブル

  • おむつ交換台があると、腰への負担を軽減してくれるのでとても助かった。
  • 届いた木材の加工精度が低く、一部木材を削って組み立てざるを得なかったが、安いので問題はないレベルだった。
  • おむつ交換台の両サイドに収納バスケットを設置すると、おむつやベビーコットン、ごみ箱を置けるので作業効率が各段に上がった。
  • 台の下に格納スペースもあるので、ベビー用品を格納できるので便利だった。

足元灯

トッポンチーノ

ベビーバス

スリング

Google Home

  • 赤ちゃんを抱っこしていると家電の操作がしづらくなるため利用
  • 家電操作のため、NatureRemoとSwtichBotを同時に利用
  • 授乳のため夜中にGoogle Homeを使うとふらふらして音声がはっきりせず誤動作が多くなるため、CMのようにはならない。
  • 少し便利になるぐらいなのであまり期待はしないほうがいい。

食洗器

  • 育児する側も食事をとる必要があるので、負荷軽減のため必須

乾燥機付き洗濯機

  • 育児する側と合わせて赤ちゃんの洗濯物が増えるため、負荷軽減のため必須

1日の流れと運用ナレッジ

新生児の運用作業は、赤ちゃんが泣いてからその欲求を満たす作業となります。基本的には、泣き声の原因分析とおむつ交換と授乳と沐浴の4つになります。授乳はだいたい3時間毎に発生するが、おむつ交換を含めると毎時間何かしらのイベントは発生します。イベントの発生頻度を抑えることは難しいので、各作業を短縮する方向になります。

泣き声の原因分析

  • 赤ちゃんが泣いた原因を調べるフェーズ
  • おむつのおしっこお知らせサインの有無とぴよログの記録から前回の授乳時間を確認する。
  • 黄昏泣きなど泣き声の原因が不明な場合もあり、一番時間がかかる場合もある。
  • お腹が減ったか、おむつを交換したいか、抱っこしてほしいだけかの判別が難しい場合があり、赤ちゃんが欲していることを正確に推測してれるサービスがあると今直ぐにでも欲しい。

おむつ交換

  • チェンジングテーブルの周囲に収納ボックスを配置して、収納ボックスに必要なものを配置しておきおむつ交換を行う。
  • パンパースは他のメーカーに比べておしっこお知らせサインが良く見えて、少し大きいつくりなので履かせやすいので便利だった。

授乳

  • ぴよログの記録を確認しつつ、2時間30分が経過したあたりからミルクの準備を始める。
  • 哺乳瓶は最初2個からスタートしたが、哺乳瓶を洗う量が増えてもまとめ洗いを行い頻度を低くしたほうが効率がいいため、4個で運用している。
  • 粉ミルクは、キューブタイプのほほえみらくらくキューブを利用しており、40ml単位でミルクを用意できるので便利。(他のメーカーは100ml単位で粉ミルクが分けられているので調整しにくい)
  • 夜間の授乳時には、足元灯が光っており、部屋の電気をつける時と比べて光の強度が低いため、睡眠への影響を軽減できる

沐浴

  • キッチンのシンクに、ビニールタイプのベビーバスを入れ、腰の負担を軽減しつつ沐浴を行う。

書籍

育児の書籍は数多くあるが、基本的な書籍を数冊購入し、基本的な情報はその書籍で確認し、必要に応じてネットで情報収集するのがちょうど良いかと思う。(もちろん、医師や助産師からのアドバイスは真摯に聞いた上で)

最新版らくらくあんしん育児 (よくわかる)

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育休のメリット

育休を通して以下のようなメリットがありました。

  • 新生児期は赤ちゃんが日々変化してくため、間近で成長を見ることができること
  • 夫婦間で育児について考える時間をたくさん取ることができる。
  • 育児中のトラブルを夫婦で対応することで、問題解決がスムーズにでき、夫婦間の信頼が向上する。(チーム開発と似ている)
  • 育児に関するオペレーションについて技量が向上するので、妻のサポートに入りやすくなる。

育児をして気が付いたこと

育児をしてして気が付いたこととしては以下のようなものがありました。

  • 3時間ごとに授乳が必要なため、遠出をするためには街中の授乳スペースが必要であること
  • 遠出をした場合に、ベビーカー置き場があるととてもありがたいこと
  • ベビーカーで移動する場合、街中の凹凸が走行にかなり影響すること

最後に

育休を取得したことで、育児へフルタイムで参加でき、子供と触れ合える時間をとることができ貴重な経験ができました。ベビー用品は、BabyTechという言葉が出てきたように、医学、化学、機械、情報など様々な分野の成果が反映されており、今後もどんどん便利になっていってほしいです。