Veeam Backup & Replication Community Editionという無償のバックアップソフトウェアがあり試してみました。
構成
- vCenter 7.0 U3
- ESXi 7.0 Update 3
- Windows Server 2019
- Veeam Backup & Replication Community Edition 11.0.1.1261
Windows Serverの用意
前回、Windows Server 2019のテンプレートVMを作成したため、こちらからクローンしてWindows Serverを用意します。
Windows Serverのスペックとして、2vCPU、4GBメモリ、90GBのディスク、仮想ハードウェアバージョン19という構成にしました。
インストール
まずは、Veeam Backup & Replication Community Editionのisoファイルをダウンロードします。
以下のサイトにアクセスします。
Free Backup Solution - Veeam Backup & Replication Community Edition
Veeamのアカウントが必要なため、アカウントを作成し、 DOWNLOAD FREE
からダウンロードを行います。
Windows Server上で、isoファイルをマウントし、Setup.exeを起動します。
- インストーラーの起動に必要なモジュールが不足している場合は、モジュールのインストールが求められるためインストールします。
- モジュールのインストールのため、サーバーを再起動します。
- 大きいアイコンのInstallボタンをクリックします。
- Lisense Agreement画面で、チェックボックスにチェックを入れ、Nextをクリックします。
- Program Features画面で、そのままにしてNextをクリックします。
- Provide License画面で、ライセンスファイルを指定しますが、今回はCommunity Editionを利用するためそのままNextをクリックします。
- System Configuration Check画面で必要なモジュールのインストールが聞かれます。
- SQL Server 2016 Express Editionがインストーラに含まれており、今回はデフォルトのまま利用します。
- Installをクリックし、必要なモジュールをインストールします。
- インストール後にNextをクリックします。
- Default Configuration画面で、Installをクリックしインストールを行います。
- インストール作業は時間がかかりました。
ログイン
デスクトップに、Veeam Backup & Replication Consoleというアイコンが出来ており、こちらをクリックします。
認証運動でConnectをクリックします。
コンソール画面にログインができることを確認します。
Veeam Backup & Replicationのインストールはこちらで完了です。
その他
インストーラーで、Veeam Backup Enterprise ManagerのInstallをクリックできますが、インストールするにはライセンスファイルが必要となるため、Community Editionでは利用できないように見えました。
次回はvCenterの登録を行っていきます。